教育・保育内容

担当制保育(0~2歳児)

食事、排泄等の育児の部分は、決まった保育教諭が行う担当制を取っています。子どもと保育教諭との1対1の関わりの中で安心、安定して生活することを第一とします。食事、お昼寝、排泄等は全体で行わず、個別で行います。その安心感を基盤として、子どもたちは徐々に人間関係を広げていきます。又、子どもたちは、保育教諭の丁寧な関わりを通して大人との信頼関係を築いていきます。大人を信頼できない子は“しつけ”がスムーズに進みません。大人もそうですが、信頼できない人、嫌いな人の言う事は、なかなか聞けないものです。

 

異年齢保育(3~5歳児)

3,4,5歳児が同じクラスの中で毎日遊び、生活する異年齢保育となります。小さい子にとっては、大きい子の行動を見て学ぶ習慣が身に付くことにつながります。大きい子にとっては、自分が知っている、できることを小さい子に教えたりする経験を通して、更なる成長に繋がります。お互いに育ち合う関係を大切にします。

お昼寝は基本的には眠い子だけが行います。

文字や数字の指導については、年長児が教材を活用して取り組みます。

 

わらべうた

まつばこども園で行う音楽は主にわらべうたです。0~6歳まで、発達に応じて遊び方を変えながら歌います。小さい内は子どもと保育教諭の1対1で始め、徐々に集団遊びへと繋げていきます。ピアノに合わせて発達に合わない歌を歌う事はありません。まずは音楽を好きになって欲しいと考えています。また、わらべうたを通して音楽的な事だけではなく、ルールを守る事、順番を待てる事、我慢する事等、総合的な発達を大切にします。

 

プール活動

希望する4,5歳児がグリーンスイミングクラブのプール指導を受けることが可能です。園内ではプール活動はありませんが、水遊びは行います。

 

体験を通した保育の実践

園内、園外を問わず、子どもたちが共通の体験をする機会があります。特に園外では、事前に行先のパンフレットや関連する絵本で調べ、興味を育てたり、課題を持つための〝予習″をすることで、現地でより楽しむことができます。帰園後は、何かを制作したり、ごっこ遊びで再現したりする等、体験を自分なりに再現する〝復習”をすることで、より多くのことを学び、身に着けることができます。特にごっこ遊びでは、他の人と関わる力も成長します。